東海自然歩道 山梨の道



富士ビジターセンター→富士急ハイランド→国道139号線→富士浅間神社→山神社→道の駅富士吉田

富士ビジターセンターからは国道139号線を歩いて行く。お店がいっぱいあって、自然歩道とは思えない賑やかさだ。
富士浅間神社にお参りした。この神社は世界遺産富士山の構成施設でもあるためか、参拝者がいっぱいであった。
明日は大嵐になるというので、道の駅に泊まることにした。
北口本宮富士浅間神社本殿.

 ビジターセンターから浅間神社へ
富士急ハイランドのすぐ横を通る


浅間神社に着いた


仁王門跡から参道を振り返る


日本最大の木造鳥居は工事中だった


浅間神社本殿

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2013年9月14日

「県立富士ビジターセンター」からは国道を歩いて行く。すぐに富士急ハイランドが見えてきた。曲がりくねったジェットコースターのレールが大きく聳えている。
歩いて行くと、ファストフードの店などが現れ、完全に街中に入ってしまった。これが自然歩道かよ…と叫びたくなるのだ。
大きな陸橋のある交差点に着くと、そこに「横町」の説明板があって、ここから自然歩道は国道から離れて裏道に入る。説明板によると、これが浅間神社の参詣道なのだが、本殿のすぐ横に着くようになっている。それだと大鳥居から石灯籠が並ぶ参道を歩くことができない。私はこの表参道から本殿にお参りするため、国道をそのまま行くことにした。
国道を歩いて、浅間神社の大鳥居の前に着いたのは
1530分であった。
大鳥居をくぐって、静かな参道を行く。両側には杉の巨木が聳え、古い石灯籠が並んでいる。

途中に5段の石段があった。ここには昔、仁王門があったのだ。その礎石が残っている。浅間神社は神仏混淆時代、五重塔・鐘楼・仁王門などの堂塔伽藍が並ぶ仏教色の強い神社だったのだが、明治の神仏分離令で仏教的な堂塔は破壊されてしまったのである。その名残がここにある礎石群なのだ。
ここには「角行の立行石」もあった。
さて参道の行く手には本殿が見えてくる…はずが、工事中でシートに覆われていた。シートに覆われているのは日本最大という木造大鳥居で、せっかく来たのにこれは何だと叫びたくなるのだ。
…ということで、正面から入れないので、迂回路が設けられている。きれいな流れを石橋で渡る。よく見ると、ここには禊ぎの場所が設けられていた。
右側から境内に入ると人がいっぱい。浅間神社は世界遺産富士山の構成施設なのである。境内では神前結婚を行ったあとの記念写真を撮っていた。記念写真は巨木の前で行われている。この巨木は天然記念物の「富士夫婦檜」というのだ。

境内の右には、「富士吉田火祭り」のときに担ぐ御輿が展示してあって、その前には杉の巨木がそびえ立っている。
本殿前には神楽殿がある。その後ろには随神門がるのだが、大鳥居が工事中のため、随神門を正面から見ることはできなかった。
拝殿は重厚な造りで、さすがに重要文化財である。拝殿の上には大きな天狗の面が飾られていた。



 浅間神社から道の駅へ
赤い橋を渡って境内から出る


新屋山神社


境内から外に出ると、もう
16時になっていた。大鳥居の前から左に歩き、小川を赤い橋で渡る。指導標に従ってアスファルトの道を行くと、すぐにあぜ道のようになった。
草の生える道を
5分ほどゆくと山神社の前に着いた。このあたりは「新屋山神社の社叢林」として自然記念物に指定されているらしい。
さらにあぜ道を15分ほど行くと、国道に出てしまった。自然歩道はここで国道を横切って東に進むのだが、今夜は道の駅に泊まるつもりなので、国道を南に歩いて行く。天気予報では明日明後日は大雨になるというので、しっかりしたところにテントを張ろうと思っているのだ。
国道を10分ほど歩くと道の駅入口で、緩やかに坂道を上るとと「道の駅富士吉田」の広い駐車場に着く。道の駅には富士山の湧水があって、たくさんの人が水汲みにきていた。時間は1640分になっていた。


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