BACK 浅間神社から道の駅へ
2013年9月15日
天気予報通り、夜から雨になった。テントをひさしの下に張ったので雨に濡れることはなかった。
今日は何をして時間をつぶそうか…などと考えていたら、昼から青空が広がり始めた。これなら歩けるのではないかと思う。
私は、2002年に鐘山橋〜忍野〜大平山〜平野の間を歩いているので、この道の駅から鐘山橋を歩いたら、次はバスで平野まで行って、そこから丹沢へ向かえばいいのだ。
道の駅から鐘山橋は近いので午後の時間だけで充分歩ける。時間に余裕があったら、忍野八海の観光をしてもいい。重いザックは道の駅に置いて、ウェストポーチとカメラだけで歩くことにした。
道の駅から国道138号線に出て、国道を10分ほど歩くと東海自然歩道の指導標を見つけた。ここで国道を離れて、北に向かう。指導標に従って遊歩道を歩いて行くと「歴史民俗博物館」があった。博物館の周辺は「やまなし歴史文化公園」として整備されているのだ。博物館のすぐそばを通って林の中を歩いて行くと遊歩道が終わってしまった。しかたがないので車道に出て、これををしばらく歩いたが東海自然歩道の指導標はみつからない。どうしようもないので国道に戻って、国道を忍野口まで歩くことにした。
道の両側に赤松の林を見ながら行くと、左から遊歩道が合流してきた。私はこの道を探していたのだが、いったいどこが入口だったのだろう。
すぐに、「忍野八海入口」交差点に着いた。ここで左折して忍野に向かう車道を行く。10分ほど行くと、指導標によく書かれていた撞山橋があって、これを渡ったところに東海自然歩道の案内板がたっていた。昔、私はここから平野に向かって歩き始めたのだ。これで自然歩道歩きはつながったので、もう引き返してもいいのだが、せっかくなので忍野八海の観光をすることにした。
実は、昔歩いたとき忍野を通ったのだけれども、忍野八海の入口がわからなくて観光していないのだ。
さて、東海自然歩道の案内板の前に立って自然歩道の入口はどこだと、あたりを見回したら、私が渡ってきた撞山橋を引き返したところに入口の指導標が見えた。
指導標に従って自然歩道に入る。静かな林の道が続き、やがて松林に入った。ガイドブックによると、この赤松林も富士原生林の一部らしい。
困ったことが起きた。デジカメの電池がなくなってしまったのだ。もちろん予備の電池を持ってきているのだが、これも残量がなくて使えなかった。ザックにはたくさんの電池が入っているのだが、あいにく、道の駅に置いてきてしまった。悩んでいたら、スマホのカメラが使えることに気がついた。スマホはズームが使えなくて、絞りなどの調整が難しいのだが、背に腹はかえられない。スマホで写真を撮ることにして、そのまま進む。
鐘山橋から20分ほど歩くと車道に出たが、これを横断して再び山道を行く。10分ほどで富士学園という施設に着いて、その先で再び車道に出た。ここからは車道を歩いて行くのだ。緩やかに坂道を下って信号のある交差点に着いた。ここから東海自然歩道は「忍野八海」に寄ることなく、平野を目指すのだが、私は忍野八海の観光をする。
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道の駅にテントを張った
道の駅から国道を行く
歴史民俗博物館周辺を迷って歩いた
撞山橋の自然歩道入口
富士学園の敷地を通る
忍野の交差点 |