秩父巡礼の旅 



 語歌堂へ
道しるべ石


語歌堂に着く

BACK 四番札所 金昌寺

2009年3月10日

金昌寺をあとにして、家並みの中を歩いて行く。車道を歩いて行くのだが、行く手には武甲山が大きく聳えているのが見えた。
次の札所はすぐだと思っていたのだが、意外と距離があった。(あとでデジカメにある時間を確認したら
15分しかかかっていない。15時を過ぎたので気持ちがあせっていたためかもしれない)
行く手に聳える武甲山を見ながら車道を行くと、札所の大きな標識がたっていた。左に納経所がある。五番札所は「語歌堂」というのだが、ここも無人のため納経は300mほど離れた長興寺に行かなければいけないのだ。
まず直進して、車道沿いにある語歌堂にお参りする。ちょっと小ぶりな赤い門をくぐる。これは仁王門で、門の両脇にはちゃんと仁王像が立っていた。愛嬌のある仁王さまだった。
語歌堂も門と同じように赤く塗られ御堂である。すごく端正な形であった。





●宗派

●本尊

●住所



●行程
臨済宗南禅寺派

准胝観音菩薩

秩父郡横瀬町横瀬6086
0494(23)4701


四番へ1.3km 六番へ2.1km
●縁起
昔、村の裕福な檀徒で風流人でもあった本間孫八が、ある夜現れた一人の旅僧と徹夜で歌道の奥義を談じあった。旅僧は、暁方にかき消えるようにしていなくなった。そこで、孫八は、旅僧が観音の化身であったと悟り、旅僧が訪れた堂を「歌を語る堂」と名づけ、自覚大師の作と伝えられる准胝観音を安置したという。

●堂塔

観音堂は文化年間(1804〜18)の再建で、銅版葺きの宝形造。堂内の格子天井には龍や雀などが鮮やかに描かれている。
本尊は午歳に開帳される秘仏。六本の腕を持ち、蓮台に座す。蓮台の下では二体の竜王が茎を支えている。

 納経所 長興寺
お寺の屋根が見える


道を引き返して、さっき見た大きな案内標識から長興寺に向かう。道の先にお寺が見えているので間違うことはない。境内には六地蔵がたっていた。

朱印をもらって、ついでにマップももらったのだが、地図を見ると七番札所を先にお参りしたほうが効率的なようである。ここの住職もそう勧めてくれた。


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