秩父巡礼の旅 



BACK 五番札所 語歌堂

2009年3月9日

長興寺の住職に勧められた通り、先に七番札所にお参りすることにして、車道ではなく近道という巡礼道を行った。道は運動場にぶつかる。左右どっちに行ったらいいのか迷ったが、運動場を右に迂回した。少し歩いて行ったが、どうもおかしい。これは道を間違えたかもしれないと思ったところに指導標があった。

指導標にしたがって歩いて行くと、右の下には大きな川が見えた。さらに進むと、本当に歩行者のみの細い道になった。川に沿って歩いていって、車道に出る。この車道を横切って直進すると七番札所があるのだが、指導標には6番・7番と二つ書いてあった。
車道を渡ってからは緩やかに下って行く。
時間はもう16時を過ぎたので、かなり焦っている。納経は17時までなのだ。今朝のバス待ちで無駄にした1時間半が悔やまれる。
指導標に従って何度か左折右折すると、ようやく
7番札所の石柱が現れた。
本堂の前には牛の置物があった。この寺は牛の伝説があるのだ。

けっこうあせって納経をすませて、6番札所に向かった。


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グランドの金網に沿って行く


川に沿って行く


路地の向こうに卜雲寺が見えた


●宗派

●本尊

●住所



●行程
曹洞宗

十一面観音菩薩

秩父郡横瀬町横瀬1508
0494(22)1921


六番へ0.7km 八番へ2.5km
●縁起
昔、行基が自ら刻んだ十一面観音を背負ってこの地を行脚中、急に観音像が重くなったので仕方なく置いて立ち去った。後に土地の牧童が草刈りをしていると、一頭の牛が現れて、座って動かなくなった。そこを調べて見ると、草の中に観音像が見つかったので、村人とともに堂宇を建てて像を安置し、牛伏堂と名づけたという。

●堂塔

牛伏堂はもと根古屋(牛伏)にあったが、江戸時代札所再建の折、現在地に移された。本堂は平賀源内の図案によって建てられたと伝えられ、間口10間、奥行9間、瓦葺入母屋造りで札所一の大伽藍である。堂内土間の上に四国志度寺の縁起が彫刻され、左右に座敷書院を配し、内陣のまわりには極彩色の彫刻欄間、格子天井には花鳥が画かれている。




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