■真言宗御室派 ■開基/弘法大師
■御本尊/延命地蔵菩薩
この寺は1200年の昔から法灯連綿と受け継がれてきた真言宗の古刹である。境内にはイチョウの巨木があり、本堂・大師堂・不動堂・えびす堂・淡島堂の伽藍が並んでいる。

       ■四番札所 金泉寺から 2.0km
       ■徳島県鳴門市板東町羅漢林東5
       ■TEL 088-672-4111

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2005年3月17日(初日)

次の札所には来た道を引き返す。傘をさして緩やかな下りの車道を歩いて行く。高速道路の高架をくぐって、さらに車道を行くと右に五百羅漢の看板があった。
5番札所地蔵寺の裏手にあるお寺で、ここにまず立ち寄ることにした。
拝観料を払って中に入る。本堂を中心にコの字型に回廊がつながっていて、その回廊には羅漢像がびっしりと並んでいる。羅漢というのは釈迦の弟子たちのことである。
塑像なのだろうが、造りはかなり稚拙である。
私は仏像鑑賞が好きで、今まで多くの国宝級の仏像を見過ぎている。そのためについ、そうしたものと比べてしまうのだ。

それでも羅漢像がこれだけ数が揃っているとさすがに壮観で、拝観料分の価値はあったと思う。
石段を下って地蔵寺に向かう。
境内に入ると、すごい人数のお遍路が本堂の前を埋め尽くしていた。これはいったい何ナノだと思ったら、バスでやってきた団体なのだ。(これ以降、こんな団体に頻繁に出くわすことになるのだが、初めてこの連中をみて愕然としたのだ。遍路には「歩き遍路」と「車遍路」があって、今は車遍路が圧倒的に多いのだ。そしてその車遍路の中でも、観光業者のしたてたパック旅行での団体遍路も多いのだ。)
団体でいっせいに読経するのはすごい迫力で、私は隅っこで小さくなって参拝するしかなかった。


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五百羅漢の大師堂




五番地蔵寺参拝(2007年再訪)





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