■東寺真言宗 ■開基 弘法大師
■御本尊/大日如来
開基年代ははっきりしないが、弘法大師が長く滞在して修法して一尺八寸の大日如来を彫って本尊にしたという。この仏像は秘仏となっていて、一般には拝観できない。
     ■参番札所 金泉寺から 5.0km
     ■徳島県鳴門市板東町黒谷字居内28
     ■TEL 088-672-1225

BACK 3番 金泉寺


2005年3月17日(初日)

3
番札所金泉寺を過ぎると、少し疲れてきた。食事もしていないので休憩所はないかと思って歩いて行くと、ちょうどいい東屋があった。そこにはこの付近一帯のイラストマップ看板も立っていて、それを見るとこのすぐ近くに板野駅があるのだ。昨夜、列車の中から駅のベンチで寝ている人を見たが、それがこの板野駅であった。やっぱりあれはお遍路さんだったのだ。
ここでお湯を沸かしてカップ麺を食べた。
4番札所をめざす。この頃から小雨になっってしまって、傘をさして歩いて行く。
少し行くと線路を踏み切りで渡る。その前に古い遍路道の石標があった。遍路の歴史を感じてしまう。
さらに歩いてゆくと、「四国のみち終点」の標識を見つけた。これから遍路をしてゆくうえで、この「四国のみち」の指導標にはずいぶん助けられることになるのだが、その終点がこことは…。
3番から4番までの距離は
5kmあって、1時間15分の道程である。町の中の細い道を行く。途中に墓地があって、そこにお堂があったのだが、これが「引導大師」の御堂なのだ。これから遍路をする中では「○○大師」というお堂をたくさん見ることになる。本当は、その一つ一つに納経するべきなのだろうが、このときはそんな気はまわらなくて、そのまま通過してしまった。
町の中の道をしばらく行くと、高速の高架をくぐったところで愛染院への指導標があった。ここからは本当に細い道になる。今までとはまったく違ったくねくねと曲がる細い道で、山道とかわらない。この区間の道は昔の遍路道そのままなのだ。
樹林の中の山道を行き、峠を過ぎたところに古い石標が立っていた。お遍路の歴史を感じてしまう。
道はしだいに北に向って、再び高速の高架をくぐって少し行くと、車道に合流した。すぐそこに山神神社がある。指導標がないので地図と照合すると、この車道を右に行くと
4番札所ということがわかった。
傘をさしてこのアスファルトの道をゆるやかに登って行くと、ようやく行く手に山門が見えてきた。
大日寺である。



NEXT 5番 地蔵寺

BACK 四国遍路の旅

MAP



四国のみち終点の標識があった


ここから山道に入る


小川に沿って行く


大日寺が見えてきた

四番大日寺参拝(2007年再訪)




四国遍路の旅TOP My日本の山  My日本の道  日本の旅  私の写真館





inserted by FC2 system