■高野山真言宗 ■開基 弘法大師
■御本尊/薬師如来
この寺は1200年の昔から法灯連綿と受け継がれてきた真言宗の古刹である。境内にはイチョウの巨木があり、本堂・大師堂・不動堂・えびす堂・淡島堂の伽藍が並んでいる。

    ■五番札所 地蔵寺から 5.3km
    ■徳島県鳴門市上板東町引野字寺の西北8
    ■TEL 088-694-2046

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2005年3月17日(初日)

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6番札所までは6kmほど、1時間半の道程だ。
地蔵寺の山門を出て、真っすぐに南に向うと5分ほどで指導標があり、これにしたがって右折する。民家の中の細い道を少し行くと、左には車が行き交う県道12号線が平行して走っているのが見えた。
遍路の道は山に沿って続いていて、集落をいくつも抜けてゆくのだが、この間がすさまじく長く感じた。疲れてきているのが、雨も降ってきて、その中を歩いて行くのはけっこうつらい。

雨の中では休憩する場所に苦労する。途中、消防派出所があったので、そのヒサシの下で休憩した。なんか惨めな気分である。
県道に合流して、橋を渡ったところで左の細い道に入る。すぐに安楽寺の竜宮城みたいな山門があった。
このお寺の山名は「温泉山」といって、昔は本当に温泉が湧いたらしいのだ。もちろん、今は温泉は涸れてしまっている。
ここでは本堂の横で地元の人が、テントを張ってお接待をしていた。これ以降、何回もお接待を受けることになるのだが、初めてのお接待である。
本堂のお参りをしてからこのテントに寄ったら、お茶をくれてパンもくれた。うれしい。



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ここで登載した写真は88箇所すべての参拝を終えて、
壱番札所に向かうときのものである。



雨の中、安楽寺に着いた


安楽寺本堂






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