BACK 栃木17 名刹と旧蹟を訪ねるみち
1999年3月13日
前のコースから引き続いて歩いてゆく。
このコースの始点は五行川にかかる田町橋である。この橋から西にまっすぐに行くと、すぐに真岡駅で、今、私は繁華街のすぐ近くにいるのだ。
コースは五行川の左岸を歩いてゆくが、次の長瀬橋で右岸に渡る。サイクリングロードが続いていて、これを20分ほど歩くと大前神社である。
この神社は朱塗りが鮮やかで、大社である。本殿に施された極彩色で細密な彫刻はすごい。境内にはなぜか彩色された大きな恵比寿像がたっていた。
五行川を渡って田園の中を20分ほど歩くと能仁寺に着く。杉林に囲まれた境内には阿弥陀堂がたっていた。ここに安置される阿弥陀如来立像は鎌倉時代後期の作というのだが、これを見ることはできなかった。でも、この阿弥陀堂のたたずまいはけっこうすてきである。
能仁寺からは観光道路を根本山に向かって登ってゆく。山頂には電波塔がたっていて、標高165mである。「根本山自然観察センター」という施設もあった。
山の北側から曲がりくねった道を下って、瑞光寺に着く。村の小さなお寺という感じである。
小貝川に出て、この川に沿って北に歩いてゆく。だだっぴろい田園風景の中を1時間ほど歩くと益子駅であった。
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