坂東三十三ヶ所巡礼.






 弘明寺参拝
浅草駅から


京急弘明寺駅


光明寺本堂


弘明寺聖天の絵馬


仁王門から駅に引き返す

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2011年5月19日

都営浅草線の浅草駅から電車に乗りこむ。都営浅草線には京急線が乗り入れている。私が乗ったのは京急線の車両であった。
京急川崎駅で乗り換え、京急線弘明寺駅に着いたのは
9時頃であった。
弘明寺は駅のほとんど真ん前にあった。
狭い石段を上って小さな門をくぐる。あとで知ったのだが、これは裏門で、正面はまったく反対側にあったのだ。でも、この門は「楓関門」という立派な名前があるのだ。
楓関門をくぐって境内に入る。目の前には普通の民家のような建物があった。庫裏であるらしい。
本堂に向かって歩いてゆくと鐘楼があった。鐘楼堂は最近のものでるが、鐘は江戸中期(寛政10年)に鋳造された由緒あるものである。これを造った鋳物師は川崎大師の梵鐘も手がけたらしい。
鐘楼からすぐに本堂の前に出る。尖った三角屋根が特徴的である。明和3年(1766)に再建されたものであるが、昭和51年に茅葺から銅版葺に改修されて今の姿になったのだ。茅葺のほうが情緒があったと思うのだが…。
本堂の前には「七つ石」があった。この弘明寺の有名な遺物であるらしい。
本堂の左に休憩所のような建物があったが、これは大師堂であった。この寺の宗派は「高野山真言派」なのだ。
大師堂後ろの石段を少し上ると「聖天堂」がある。弘仁5年(814)、弘法大師がこの地を訪れたときに聖天(大聖歓喜天)を彫って、護摩を炊き庶民の幸福を祈願したといわれ、その歓喜天を祀っているのがこのお堂である。中の歓喜天をみることはできなかった。

参拝を終えてからは、表参道から外に出ることにした。駅にはずいぶん遠回りになるのだが、仁王門も見たかったのだ。
急な石段を下ると右に身代わり地蔵があった。新しいものである。左には六地蔵が並んでいた。
仁王門から外に出る。門には瑞応山とかかれた大きな額がかかっていた。
駅まではけっこう急な坂道を上らなければいけなかった。


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  ●宗派/高野山真言派 ●本尊/十一面観音菩薩 ●開基/行基




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