BACK釜伏山
20010年6月4日
車を走らせ、埼玉県の寄居から関東平野を東に突っ切って栃木県に向かう。カーナビがダウンしているので、道を何度も間違えてしまった。カーナビが使えたら今日中に晃石山に登ることができたかもしれないのだが、道路地図を確認しながら走るので、どうしようもない。
途中でマクドを見つけて、ここで時間をつぶして車の交通量が減るのを待った。
夜、8時を過ぎてから車を発進、時々路肩に車を停めて、道路地図を確認する。利根川の手前に道の駅があるので、ここに泊ったのだが、一つ前の道の駅に泊ってしまった。これもカーナビが使えないので間違えてしまったのだ。
6月5日
今日登ろうとしている日本百低山の晃石山は関東ふれあいの道の「稜線をたどるみち」コースでもある。私は栃木に住んでいたときに、県内の関東ふれあいの道は全コース踏破しているので、このコースも歩いたはずなのだ。ところが、どんなに記録を探しても晃石山の写真が残っていない。しかたがないので、もう一度歩くことにした。
関東ふれあいの道を歩くということは、当然登山口と下山口は違ってしまうのだが、幸いなことにJR線が通っている。ガイドブックに従って、大平下駅から歩き始めて、岩舟駅に下ってこようと思っている。
そこで、車は下山口に置くことにして、岩舟駅に向かった。駅前に駐車場はないので(本当はあったのだ)、ガイドブックに記載されている鷲神社の少し上の「車道出合」にあるという駐車場に向かった。これも、カーナビがないので、けっこう苦労してたどり着いたのだが、そこに駐車場はなかった。仕方がないので、ふれあいの道の指導標から少し車を走らせて、路肩の広いところを見つけて駐車した。
車道から指導標に従って、丸太の階段を下る。ここに立つ指導標には岩舟駅まで2.1kmと書かれていた。すぐではないか。
階段を下ったところには関東ふれあいの道の石標がたっていた。樹林の中を少し行くと、右に池があった。樹林に囲まれたひっそりとした池である。
ここから200mほど樹林の中を行くと、車道に飛び出してしまった。ここからは車道を歩いて行くのだ。
再び右手に池が現れると、すぐに鷺神社があった。車道の左が鷲神社境内なのだが、金網の柵があって、参道の正面まで行かないと神社に入ることはできないのだった。
石の鳥居をくぐって参道を歩いて行く。本殿はガラス戸の新しいものなのだが、立派な神楽殿があった。
鷲神社は桃山時代に建立されたといわれ、11月の酉の日にはこの神楽殿で神楽が舞われるのだそうだ。
今日の登山の安全を祈って、本殿の前で手を合わせ、それから参道を引き返す。
車道を少し行くと右手に池があって、その向こうに絶壁を屏風のように連ねた岩舟山が見えた。私はこの山の登ってから、岩舟駅に下って電車に乗るつもりなのだ。
山間から抜出して田んぼの広がる平野に出る。行く手には常に岩壁の岩舟山が見える。
車道の交差点に「薬師堂跡」の石標がたっていた。この周りにはたくさんの古い石碑が並んでいる。
指導標に従って歩いたら、岩舟山の登山口があるはずだと思っていたら、そうではなかった。絶壁を過ぎてしまって、線路沿いの道になってしまった。途中、この道が岩舟山の登山口に通じているのではないかと思った分岐があったのだが、そこには何の標識もなかったのだ。たとえふれあいの道の本コースではないとしても、登山口の指導標はあるはずと思っていたのだ。
線路沿いの道を歩いて行ったら、岩舟駅に着いてしまった。
でも、なんとしても岩舟山には登っておきたい。駅前にある案内板を見たら、駅から岩舟山への道が書かれていた。(本当はこの道を下ってくるはずだったのだ)
これに従って、まず岩舟山を往復することにした。
駅の時刻表を見たら、7時48分と8時18分がある。今は7時3分なので、うまく行ったら7時48分に乗れるかもしれない。
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