秩父巡礼の旅 



BACK 26番札所 円融寺

2009年3月12日

奥の院に登って満足したので、あとはハイキングコースを
27番札所に向かう。ハイキングコースといいながらすごく険しい道であった。
細い尾根のアップダウを繰り返し、途中には岩場もあってまったく登山と同じである。そして、けっこう距離がある。
字路の分岐に27番札所まで1.0kmという指導標があったのに10分ほど歩いて現れた指導標には0.9kmと書いてあった。いったいどうなっているんだと思ってしまう。
さらに痩せた尾根のアップダウンを繰り返して行くと、行く手に鋭いピークが見えてきた。樹林から抜け出して、そのピークに着くと、大きな観音像がたっていた。護国観音というらしい。ここからは秩父市街を一望することができた。
さらに急な山道を下って行く。ジグザグに急降下すると下に御堂の屋根が見えてきた。これが27番札所の大淵寺観音堂であった。月影堂とも呼ばれるらしいのだが、新しい建物である。
あとは影森駅に引き返そうと思ったが、この先の
28番札所はあまり遠くないので、28番札所にお参りしてから浦山口駅に行くことにした。石段を下って山門から出て、振り返ると山の上に観音像が見えた。


NEXT 28番札所 橋立堂

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尾根をアップダウンする


尾根から右に下る


下に大淵寺に見えてきた



●宗派

●本尊

●住所



●行程
曹洞宗

聖観音菩薩

秩父市上影森411
0494(22)5259


26番へ1.4km 28番へ1.2km
●縁起
その昔 行脚の僧宝明 諸国を巡り、この地に霊境の多いにうたれ 春秋7年を過ごし、思わぬ足の病となり行住坐臥して念誦するのみとなった。弘法大師この地に至りてこれを愍たみ、一体の観音を刻みて与えた。宝明は悦び吾一人拝するはもったいなしと里人に伝え、一宇の堂建て本尊を祀ったのが始まりであるという
●堂塔

この札所は明治・大正と二度にわたる大火で堂宇すべて焼失してしまった。その後、本堂・観音堂を兼ねた仮堂として再建されていたが、平成7年裏山を切り開いて、三間四面、宝形屋根の観音堂が再建された。






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