秩父巡礼の旅 



BACK 24番札所 法泉寺

2009年3月12日

法泉寺からは長い石段を下った。車道を少し行くと山道が上に向かっている。標識がないのだが、これが古道ではないかと思って急登した。結局間違っていたのだが、
上でなんとか巡礼道に合流することができた。
樹林の中に入って緩やかに山道を下ると、「酒づくりの森」に着いた。ここには酒の資料館があったが、中に入ることは止めにした。
ここで古道から外れてしまった。道標があったのだが、どうも方向が違うし、仕方がないので自分のカンで車道を歩いて行く。
アスファルトの道を延々と歩いて行くことになった。あとで地図で確認したら、江戸巡礼古道久那みちは車道とは別に、ちゃんと
25番まで続いているのだ。せっかくの古道だったのに車道歩きをしてしまった。すごく悔しい。
車道を緩やかに下って行くと林禅院があった。お寺でもらったマップにかいてあるお寺である。
延々と車道を歩いて、ようやく25番札所の道路標識が現れたときはほっとした。
細い道を行くと、突然、赤い山門が現れた。これは仁王門で、門の中に仁王像がたっていた。すぐに札所があるのではなくて、すこし歩かなければいけない。
大きな絶壁があって、その後ろに御堂があった。
25番の観音堂である。人影はなくて私一人であった。
納経所はここから少し先のお寺にあるのだ。坂を少し上ると池が広がっていた。灌漑用の池だと思うのだが、弁天池という。ここから眺める久昌寺の眺めはすごくいい。



NEXT 26番札所 円融寺

BACK 秩父巡礼の旅


樹林の中を行く


酒づくりの森


武甲山をみながら行く


札所の案内があった



●宗派

●本尊

●住所



●行程
曹洞宗

聖観音菩薩

秩父市久那2215
0494(23)7309


24番へ2.9km 26番へ3.8km
●縁起
その昔、上ノ山奥の女、心荒く父母親類縁者にも疎み果てられ、懐胎の身ながらも追い立てられ、久那の岩洞に住み、鬼女のごとく振舞い里人に恐れられていた。女の子生まれて母に似ず神仏を尊び里人の助けにより、旅僧の持ちし観音像を祀り、母没後の菩提のためにこの地に観音堂の建立を発願したという。
●堂塔

この札所は通称「御手判寺」というのだが、これは播州書写山の性空上人、秩父巡拝の折、閻魔大王から贈られた石の手判を当寺に納めたことに由来する。





日本の道   My日本の山   日本の旅   私の写真館







inserted by FC2 system