秩父巡礼の旅 



BACK 17番札所 定林寺

2009年3月11日

定林寺の納経所で教えてもらった道順に従って歩いて行き、国道
299号を横切って、さらに秩父鉄道の踏切を渡る。そして国道140号線に出た。あとはこの国道を歩いて行くのだ。
300mほど行くと札所の大きな看板があって、国道に面して18番札所の神門寺があった。
階段を上がって読経する。この本堂は廻りを一周できるらしいので左に回りこむと、本堂の後ろは仏像が置かれた回廊になっていた。
18番札所の参拝を終えたら、1325分であった。まだ時間は十分あるのだが、これからどうするか、コーヒーを飲みながら考えた。
ここから19番札所に向かうと、すぐ近くに大野原の駅がある。帰りのことを考えたら、今日はこのまま大野原駅で電車に乗って帰ったほうがよさそうである。明日は秩父から電車でこの駅にやってきたらいい。

神門寺から国道に戻って、すぐのところで押しボタンで横断歩道を渡る。真っ直ぐに北に向かって秩父鉄道の踏切を渡って、T字路にぶつかる。ここには板塀のある古い大きな民家があった。ここを右に行き、あとはひたすら歩くだけである。この道はバスの通る道でもある。
10分ほど歩くと、ようやく大野原駅に着いた。途中、19番札所の指導標があったが、そこから駅まではけっこうあった。明日はこの分引き返さなければいけないのだ。
駅では15分ほどの待ち時間で電車に乗ることができた。ベンチで電車を待っていたら、試運転という車両がやってきた。日中に試運転車両が走っているのには驚いてしまう。
秩父駅に戻ったのは145分、駅から細い道を歩いて道の駅を目指す。5分ほどで道の駅に戻ることができた。電車の時刻表も確認できたので、明日は時間にあわせてやってこようと思う。
道の駅で、車の中でてんぷらうどんをつくって食べた。今日、初めての食事である。
電車の中からマクドのお店を見たので、車を走らせてマクドにやってきた。コンセントがあったので、充電しながら今日の記録を入力できたのだが、インターネットは使えなかった。
入力を終えたのは1815分、もう外は暗くなっていた。


NEXT 19番札所 龍石寺

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国道299号線を横切る


西武線の踏切を渡る


渋滞の国道140号線を行く


神門寺の大きな看板があった


大原野駅


●宗派

●本尊

●住所



●行程
曹洞宗

聖観音菩薩

秩父市下宮地町5-15
0494(25)0598


17番へ1.1km 19番へ1.5km
●縁起
その昔、ここは神社で大きな榊があり、その枝左右に分かれて空に伸び結びあい、楼内に似ていたため神門と称したという。歳を経て木も枯れ神社の廃れたるをみて、里人これを再建しようと神託をうかがうと不思議にも巫女を通じて寺にせよというお告げがあり、里人はここに大慈観世音を安置して永久霊場としたという。

●堂塔

江戸中期寛政年間に堂塔は焼失して、その後観音堂のみ再建された。三間四面、小さいながら整った建築で、天保の頃に造られたという。本尊は聖観世音立像で両手に蓮茎を持つ珍しいもので、室町時代の作という。




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