秩父巡礼の旅 




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2009年3月10日

バスは国道
299号を通って行くことに気がついて、秩父神社から国道の交差点まできて引き返しさなければいけなかった。待ち時間で1時間半も損してしまった。
定峰行きのバスの一番札所の最寄りバス停は栃谷である。バスから降りて歩き始めたのは128分であった。
バス停の交差点には巡礼道と刻んだ標石があった。それに従って歩いて行くと
5分ほどでお寺の屋根が見えてきた。道の横が駐車場になっていて、けっこう車が停まっている。(でも、お寺の境内には参拝者は一人もいなかった)
階段を上って境内に入ったが、そこは本堂の後ろであった。私は裏から入ってしまったのだ。
納経しなければいけないのだが、お経をもってくるのを忘れた。そこで、まず納経所に行って買い物をする。一番札所にはちゃんと巡礼用品の売店があるのだ。
般若心経が載った納経帳があったのでこれを買った。納札は四国の札と比べてすごくチャチであった。
ともかく準備ができたのでお参りをした。ところが、般若心経は四国のものとは少し違っていて、読経には慣れていたはずなのに、もう一度練習しなおす必要があった。
小さな鐘楼があったので鐘を撞いて、今回の巡礼が無事完遂できますようにと手を合わせた。
境内にある施餓鬼堂はけっこう有名なのだ。本堂の中に入ると、天井には龍の絵が描かれていた。狭い境内なのだが、納経堂があってさらに座禅石もある。境内の真ん中には地蔵尊があって、そのまわりを石仏が取り囲んでいた。



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巡礼道の石碑


四萬部寺の駐車場に着いた


本堂の裏から境内に入った


●宗派

●本尊

●住所



●行程
曹洞宗

聖観世音

秩父市栃谷418
0494(22)4525


二番へ2.1km
●縁起
寛弘4年3月、播州書写山の性空上人は弟子の幻通に「武蔵国秩父は観世音菩薩有縁の地なり、彼の地に行きて教化せよ」と命じ、師の命を奉じた幻通はこの地に至り、朝夕妙典四万部を誦経し、供養を行って経塚を築き、秩父第一番の霊場としたのである。

●堂塔

文政13年に秩父きっての名匠藤田徳左右衛門によって造営されたもので、三間四面、表一間に向拝をふした入母屋造りで、県の文化財に指定されている。天井には、狩野常信の弟子抱素斉休古常曜益之がえがいた龍画があり、この県内に類例をみない施餓鬼堂もある。



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