■古義真言宗御室派 ■開基/行基
■御本尊/十一面千手観世音菩薩
天平13年(741)に聖武天皇の勅願によって全国に建立された国分寺の一つ。本堂は鎌倉中期の建築で重要文化財。本尊の十一面観音はケヤキの一木造りで重要文化財なのだが、開帳されることのない秘仏である。
     ■79番天皇寺から 6.8km
     ■香川県国分寺町国分2065
     ■TEL 087-874-0033


BACK 79番 天皇寺


5月9日(37日目)

次の札所に向かう。
東に向かって国道11号線の高架をくぐる。綾川に沿って歩いて行くと、鴨川駅の前で左折して川を渡り土手の上を歩いて行く。左手には高い山が聳えている。明日、私がめざす白峯寺はこの山の上にあるのだ。
国道
11号線に出てこれをを行く。丘陵が突き出ているところが峠になっていてこれを越えなければいけない。だらだらと登って行く。高架で交わる分岐を過ぎて左に廻り込んで、遍路道に入る。
やがて行く手には寺院の甍が見えてきた。国分寺である。

15
時に到着。
さすがに讃岐国分寺の境内は広くて、それこそ奈良の古寺の風格を持っている。ただ、建物は新しい。
大師堂の中に納経所があるのだが、そこにはお土産品が山と積まれていた。
ここを出て、81番白峯寺を目指す。この寺は国分寺の後ろに高く聳える山の上にあるのだ。
歩いて行くと、途中に国分寺資料館、見学しようと思ったが、今日は月曜日で休館日であった。この奥に国分寺跡があって、今はきれいに整備された公園になっている。そこには国分寺の伽藍のミニチュアが作られていた。
山に向かってひたすた登る。地図にはないのだが、この途中に東屋とトイレがあるらしいのだ。少し心配であったが、遍路道から右に分かれる道のその上に東屋の屋根が見えた。
登ってみると、そこにはすでにテントが張られていた。先客がいたのだ。断って、その隣にテントを張った。


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MAP


国分寺山門


国分寺境内の礎石


国分寺本堂


テントを張った東屋





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