■真言宗大覚寺派 ■開基/日証上人
■御本尊/聖観世音菩薩
68番神恵院から石段を下れば観音寺。同じ境内にあるため、札所間の距離は0kmだ。朱塗りの本堂は金堂とも呼ばれ、室町時代初期の建築で国の重要文化財である。
     ■68番神恵院から 0km
     ■香川県観音寺市八幡町1-2-7
     ■TEL 0875-25-3871

      http://www.evam.ne.jp/kannonji/


BACK 68番 神恵院

5月7日(35日目)

仁王門をくぐって参道を少し行き、石段を登ると境内である。石段を登ったところには巨木が枝を広げていて、その後には大日如来を真ん中に五体の石仏が並んでいる。この石仏の左にたっているのが観音寺の大師堂である。赤塗りで普通の大師堂とは雰囲気が少し違っている。
境内の左には、これも赤塗りの観音寺本堂がある。この本堂は平安時代建てられたもので、その後何度か修復されているのだが、重要文化財に指定されているのだ。
この寺のややこしさは、もともとが琴平宮の寺として発足したことにあるのだ。琴平宮の別当、神宮寺が神恵院で、その後、弘法大師が七代住職となったときに観音寺をたてているのだ。
観音寺の本堂と大師堂の間にも長い階段があって、その上には薬師堂があるので登ってみた。そこから境内を見下ろすと桜が満開ですばらしくきれいだった。この薬師堂のまわりには四国八十八箇所の石仏がならんでいて、その稚拙な表情がすてきだった。

せっかくここに来たのだから、銭形の砂絵をみたい。
時間は
1520分になっている。私は今日中に次の札所に納経して、その向こうにある東屋で泊まるつもりなのだ。砂絵はあきらめようとも思ったが、大急ぎで展望台に行くことにした。
駆け足で砂絵展望台まで15分で往復した。息が切れた。


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観音寺本堂


走って砂絵を見に行った


観音寺参拝




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