■高野山真言宗 ■開基/弘法大師
■御本尊/阿弥陀如来
参道の正面には石清水八幡宮があって、本堂は参道の途中にたっている。この寺には寛政12年(1800)の遍路の納経帖が残っているという。
     第56番札所泰山寺から 2.5km
     愛媛県玉川町大字八幡甲200
     TEL 0898-55-2432


BACK 56番 泰山寺

53(31日目)

お酒を飲みすぎたみたいでいつの間にか眠ってしまって、気がついたら22時半であった。それから本を読んだりして、またウィスキーを飲んで眠った。この通夜堂に泊まったのは私一人だけで、のんびりできた。
朝は6時に起きてパッキング。
本堂でお礼のお参りをして、6時半に出発した。
泰山寺の石段を下って、正面真っ直ぐに続く遍路道を歩く。田んぼのあぜ道で、めちゃくちゃに細い道。本当にこの道でいいのか心配になったが、歩いて行くと古い遍路標石があった。間違ってはいなかった。昔はこんな細い道を歩いていたのか驚いてしう。
道の突き当たりが蒼社川で、土手に上がる手前には遍路の無縁墓地があった。昔の遍路には行き倒れる人も少なくなかったのだ。
旧遍路道はここで蒼社川を徒渉したらしい。私もそうしようかと思ったが、川に降りる道がなくてあきらめた。
土手に沿って車道を行き、左折して橋を渡る。渡ってから蒼社川沿いに歩いて行くが、地図とは違うところに指導標がたっている。悩んでいたら通り掛かりのおじさんが親切に道を教えてくれた。
田んぼのあぜ道を歩いて57番栄福寺に着く。715分であった。


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遍路道の標石がある


遍路無縁墓地


栄福寺に着いた





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