■高野山真言宗 ■開基 弘法大師
■御本尊/薬師如来
仁王門を入ると鐘楼堂と大師堂があり、大師が杖で掘ったという「開運鏡の井戸」の横から男坂を登ると本堂がある。
     ■第21番札所 太龍寺から 11.7km
     ■徳島県阿南市新野町秋山177
     ■TEL 0884-36-3522


BACK 21番 太龍寺


3月21日(五日目)

参拝をすませて
1330分、次の札所までは12kmである。途中峠を越えることになるので4時間くらいかかるのだろうか。もしかしたら納経が間に合わないかもしれない。少し急ぐことにした。
急な道を下る。来た道を引き返して、20番から登ってきた道の分岐を過ぎてどんどん下って行くと、広い駐車場があった。ロープウェイを使わない車の参拝者はここから歩き始めるらしい。
この駐車場の奥からさらに車道を下って行く。ここでさっきの大学生を追い越した。かなり疲れているみたいで、下りを後ろ向きで歩いたりしていた。
ようやく広い道にぶつかる。これが国道195号線で、これを渡ったところに遍路休憩舎があった。休んでいると大学生がやってきた。彼と入れ替わりに出発。
ここからはまた登りである。大根峠を越える。ただし、峠の標識はなかった。
ようやく田んぼの広がる平地に着く。のどかな風景が広がっていて、ここからはのんびり1.5kmほどだ。指導標に従ってゆっくりと歩いて行く。でも、クタクタである。なかなか着かない。
平等寺に着いたのは4時を過ぎていた。山門を入って行くと、ベンチに座っていた若い遍路に声をかけられた。(彼とはこれから何度か会うことになるので、F君としておこう)
彼が言うには、この近くに遍路宿があるのだそうで、それを教えてくれた。助かった。
参拝を済ませてから、ベンチに座って私の後から来るはずの大学生を待つことにした。510分前に彼がやってきた。
彼の参拝をまって、F君と一緒に善根宿に向かった。菊池金物店に行って、宿泊の許可をもらって、それからスーパーで買い出しをした。F君とはここで分かれた。
善根宿は信号の交差点にあって、その中は快適。この中でご飯を炊いて、豆腐でビールを飲んだ。今日も屋根の下で、しかも布団で寝れた。


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太龍寺の山を下って、平地に出た


大根峠、平等寺まであと3km


新野の集落にあった指導標


やっと平等寺に着いた



平等寺参拝



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