■高野山真言宗 ■開基 弘法大師
■御本尊/千手観世音菩薩
住宅街の中に突然現れる立派な鐘楼門が印象的。境内に入ると目の前に本堂、その右に大師堂とこじんまりとしている。創建は国分寺の創立(741)と同じだが、万治2年(1659)に再建されたものである。
    ■第15番札所 国分寺から 1.7km
    ■徳島県徳島市国府町観音寺49-2
    ■TEL 088-642-2375


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3月19日(三日目)

次の札所の観音寺までは
2kmほど。指導標に従って街の中を歩いていって、表示に従って右折するとそこに立派な山門があった。これが観音寺であった。440分。
ともかく納経を先にすませて、それからゆっくり参拝した。
あとは今日停めてもらう「栄タクシー」を探すだけである。
広い車道を歩いて行く。無料宿泊所一覧表には国道192号線沿いにあると書かれているので、そのタクシーの看板を探しながら歩いて行く。途中コンビニがあったので、弁当を買った。今日の夜食である。
善根宿の栄タクシーはすぐに見つかった。事務所に声をかけて、その部屋に案内してもらった。

先客がいる。いかにも遍路のベテランらしいおじいさんが2人、そしておばあさんが1人。そして、後で大学生が1人やってきた。私も含めて5人が今夜の宿泊者である。
この同宿者、とくにベテランの2人にいろんな話しを聞くことができた。
ここでは風呂にも入れてくれる。風呂で痛い足をよく調べてみたら、驚いたことにマメができていた。この私の足にマメができてしまうなんて。登山で鍛え、かなりハードな縦走を何度もやっても、マメなんてできたことはないのに…。やはりアスファルトの道を歩くというのは、大変な足への負担があるということなのだ。風呂でマメをつぶしてしまった。(翌日はこのマメは治ってしまったけど)

追記
2007年の四国登山の時に、再びこのお寺を訪れた。驚いたことに本堂が新築されていた。2007年には他にも札所を再訪したのだが、あちこちで新しい本堂や大師堂ができていた。札所というのはずいぶん景気がいいらしい。


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観音寺山門


善根宿の栄タクシー



私の納経帳


16番観音寺参拝(2007年再訪)



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