東京都05 鍾乳洞と滝のみち

おおたけさん 標高 1267m
千足→40分→天狗の滝→30分→綾滝→50分→つづら岩→30分→富士見台→2:00→大岳山荘→10分→大岳山山頂



 千足から大岳山山頂へ
千足バス停から大岳山方面を見る


綾滝


つづら岩


富士見台の関東ふれあいの道案内板


冬枯れた道を登る


大岳山山頂


冬になると高い山には気楽に登れないので、低山ハイクをすることにしている。今、はまってるのは関東ふれあいの道自然歩道である。
三浦半島の先端を始点にして、広大な関東平野の山沿いに半円を描くようにして房総半島まで続く1600km以上のハイキングコースである。
この中の東京都の「NO.5鍾乳洞と滝の道」「NO.6スギ木陰のみち」を歩いた。
この自然歩道では払沢の滝入口から馬頭刈尾根に登るが、大岳山には登らずに一旦上養沢に下り、それから再び日の出山に登り御岳山に縦走する。
私はこのコースを少し変えて、馬頭刈尾根から大岳山、御岳山、日の出山と縦走することにした。

2000年12月2日

今回は車を使わずにJRで出かけることにした。
小山始発、5時10分の電車に乗った。赤羽で埼京線に乗り換えて新宿、新宿から中央線で国分寺、国分寺発の奥多摩行きの快速に乗って拝島、拝島で五日市線に乗って武蔵五日市。バスがうまく接続しているか心配だったが、すぐに乗れた。
前回、関東ふれあいの道を歩いたときは払沢の滝入口までだったのだが、今回は少し楽をさせてもらってバス停二つほど先の千足で下車した。
歩き始めたのは8時20分。
千足から少しだけ歩くと右に神社があって、そちらへ曲がる。ここからは細い車道を歩いて行くが、かなり急な道だった。
突然車道が行き止まりになって山道に変わる。山道を登っていくと滝があった。
これが天狗の滝かと思ったら、指導標は天狗の滝はさらに上となっている。
一つ斜面を越えたら、そこが天狗の滝であった。ガイドを読むと天狗の滝は2段になっているようで、さっきの滝も天狗の滝なのだった。
ここから20分ほど登ると綾滝。ここにはベンチがあって、休憩した。綾滝はけっこう姿形のすっきりした滝であった。
この滝からは馬頭刈尾根まで急登が続く。自然歩道のガイドにはめちゃくちゃきついように書いてあったが、30分ほどで登り終えた。
尾根に登りついたところが「つづら岩」で、ここはロッククライミングのゲレンデになっている。二組のパーティが岩に取り付いていた。
尾根道を行く。いかにも東京近郊の低山ハイキングでのんびりとしてしまう。
富士見台には11時前に着いた。ここからは真正面に大岳山が大きく聳えているのが眺められた。
富士見台というのだから富士山も見えるらしいのだが、地平線は曇っていて見えなかった。
大岳山には尾根沿いに登っていくのだろうと思っていたら、稜線から離れて山腹を歩いて行く。なんかおかしいな思っていたら、突然山腹にテラスのようなところに出て、そこにはハイカー達がたくさん休憩していた。ここが大岳山荘であった。
ここのテラスからは歩いてきた馬頭刈尾根を眺めることができた。
ここから山側に入るとすぐに大岳神社で、その社殿の前を通って大岳山山頂を目指す。道には少しだけ雪が残っていた。
今回は万一のために軽アイゼンを持ってきたのだが、それを使う必要はまったくなかった。
山頂に着いたのは12時少し過ぎ。たくさんの人が休憩していた。
天気は良くて展望もきくのだが、このあたりの山はよくわからない。


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