BACK 東京01 湖の道
2010年5月29日
小仏城山山頂はいろんなコースの分岐点で、相模湖へ下って行く東海自然歩道も分かれるのだ。道標を慎重に確認して陣馬山への道を行く。この先、道がすごいぬかるみになった。電波塔の施設の横から下り始め、泥に足を取られないように慎重に下って行く。
10分ほど行くと茶屋があって、この茶屋から細い急な道を下るとまた茶屋があった。ここは広場になっていて、そこに「小仏峠」の標識があった。石仏も何体か置かれている。
ここから急な道を登って行く。泥道で、すごく歩きにくい。それでも、ランナーがけっこう多くて、追い抜かれたりすれ違ったりするのだ。
峠から20分ほど登ると伐採地があって、右手の展望が開けた。今まで、雲で何も見えなかったのだが、ここからは八王子市街が展望できた。
さらに急な階段を上って行くと、茶店がたつ山頂に着いた。ここが景信山であった。東京近郊の山はどうして、山頂に茶屋が並んでいるんだと思ってしまう。人が多すぎるのだ。
茶屋の間を抜けて、展望の開けたところに行ったら、樹木の下に景信山の標柱があった。そしてその横には三等三角点があった。まわりにけっこう多くの登山者が休んでいるのだが、この標識や三角点を意識する人はいなかった。ここからも八王子市街を眺めることができた。
景信山から下って行く。道は1本ではなくて、けっこう踏み跡が錯綜しているのだ。メインの広い道はぬかるみなので、歩きやすい道を選んで下って行く。泥道で滑るので、つい捲き道を歩いてしまったが、この途中に堂所山があることに気がついた。アンチョクに捲き道は通れない。忠実に尾根をたどることにした。
景信山から40分ほど歩いたところに堂所山の分岐があって、ちゃんとマップもたっていた。捲き道もあるのだが、もちろん堂所山に登る。木の根が網のように張り出す急な斜面を登って、緩やかな道を少し行くと指導標が立つ分岐があった。ここから堂所山を往復するのだ。…といっても、ここから堂所山山頂は100mである。緩やかな尾根を行くとベンチの置かれた山頂に着いた。山名の標柱の横には三角点があった。でも、等級が書いていない。本当の三角点なのかは疑問だ。山頂から南側は開けているのだが、真っ白で何も見えなかった。
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