BACK 三ツ峠山
2010年5月29日
昨日、三つ峠から車を走らせて、陣馬山の登山口に着いたのは夜遅くであった。和田峠には広い駐車場があるのだが、真っ暗である。天気予報では曇りということだったが、夜中に雨になって、朝になっても雨は止む気配はない。今日の登山はあきらめることにした。私には時間はあまっているので、天気が悪いときに無理して登山しようという気はまったくないのだ。
峠から高尾のほうへ下って、マクドをさがした。登山記録の入力をして、昼から八王子の道の駅に行った。ところが、道の駅は満車で第二駐車場に誘導された。道の駅に誘導員がいるなんて、都会はこれだからイヤだ。ずうっと車の中にいて本を読んでいた。
5月30日
道の駅を4時半頃に出発。和田峠に車を走らせた。
今日登ろうとしている陣馬山は、和田峠からだと1時間ほどで往復できるのだ。でも、それではあまりにもつまらないので、「関東ふれあいの道」を歩くことにした。
和田峠に車を置いて、歩いてバス停「陣馬高原下」に下るのだ。昨日、バスの時間は確認しているので、それにあわせて歩いて行った。今日、朝は小雨が残るが昼には雨は止むはずである。霧雨が降っているので、傘をさして車道を歩いて行った。本当に雨は止んでくれるのだろうか。
集落が見えてくると、その手前に石仏があった。庚申塔もあって、古い街道の面影である。集落に入ると、右から下ってくる道と合流する。この道は底沢峠に通じているのだ。
このすぐ先にバス停があった。ここには関東ふれあいの道の案内板がたっている。バス停に着いたのは6時22分である。12分ほどの待ち時間であった。バスでJR高尾駅に行く。バス代は540円でけっこう高いのだ。
JR高尾駅に着いたのは7時10分頃。駅舎がすごく重厚な感じだ。私は京王線で高尾山口まで行くので、京王線の駅はどこだと探したら、改札は京王線とJRが共通になっていて、京王線には陸橋を渡ってかなり歩かなければいけなかった。
15分ほどの待ち時間で高尾山口行きがやってきた。
高尾の次が高尾山口なので、すぐに着いた。
駅の外に出ると、下車した人はほとんどケーブル駅の方へ歩いて行く。
でも、私は関東ふれあいの道を歩くので、その出発点「梅の木平」のバス停まで歩かなければいけない。国道21号線を歩いて行く。
川の流れに沿って行くと、15分ほどでインターチェンジのような工事中の高架をがあったが、なかなか梅の木平に着かない。行く手に大きなラブホが見えてくると、その前のバス停が梅の木平であった。
ラブホを過ぎたところに左に入る道があった。この角には石仏が並んでいて、その横に関東ふれあいの道の石柱がたっていた。
小川に沿って歩いて行く。ちゃんと指導標がたっていて、集落に入っても迷う心配はない。集落を過ぎると、峯の薬師参道という大きな標識がたっていた。自然歩道はここで左折して山に入って行く。
少し行くと、すご格調高い料亭があって、琴の音が流れていた。
この先は林道歩きが続く。20分ほど歩いたら、右に「高尾グリーンセンター」があった。でも、この手前で車両通行止めになっているので、営業していないようである。
このすぐ先で、再び鎖で道は閉鎖されていて、そのすぐ先に東屋がたっていた。ここには関東ふれあいの道の案内板があった。
林道は山道になった。道は流水で削られて真ん中が亀裂のようになっていた。
東屋から20分ほど、緩やかに登って行くと、樹林の中の尾根に着いた。ここが三沢峠で、左は「峯の薬師へのみち」で、神奈川県の道に合流点なのだ。私がこれからたどるのは東京都の「湖のみち」である。
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