東京都01 湖のみち

こぼとけしろやま 標高 670m
陣馬山に登ろうと思って計画をたてたのだが、ついでなので関東ふれあいの道を歩くことにした。
コース
高尾山口駅→20分→梅の木平バス停→50分→三沢峠→25分→西山峠→50分→中沢山→30分→大洞山→25分→大垂水峠→1:00→小仏城山
合計4時間


 和田峠〜陣馬高原下 高尾山口駅から三沢峠
和田峠から車道を下る


陣馬高原下バス停


JR高尾駅


京王線で高尾山口駅へ


京王高尾山口駅


梅の木平バス停


三沢峠への道


三沢峠

BACK 三ツ峠山

2010529

昨日、三つ峠から車を走らせて、陣馬山の登山口に着いたのは夜遅くであった。和田峠には広い駐車場があるのだが、真っ暗である。天気予報では曇りということだったが、夜中に雨になって、朝になっても雨は止む気配はない。今日の登山はあきらめることにした。私には時間はあまっているので、天気が悪いときに無理して登山しようという気はまったくないのだ。
峠から高尾のほうへ下って、マクドをさがした。登山記録の入力をして、昼から八王子の道の駅に行った。ところが、道の駅は満車で第二駐車場に誘導された。道の駅に誘導員がいるなんて、都会はこれだからイヤだ。ずうっと車の中にいて本を読んでいた。

530

道の駅を4時半頃に出発。和田峠に車を走らせた。
今日登ろうとしている陣馬山は、和田峠からだと1時間ほどで往復できるのだ。でも、それではあまりにもつまらないので、「関東ふれあいの道」を歩くことにした。
和田峠に車を置いて、歩いてバス停「陣馬高原下」に下るのだ。昨日、バスの時間は確認しているので、それにあわせて歩いて行った。今日、朝は小雨が残るが昼には雨は止むはずである。霧雨が降っているので、傘をさして車道を歩いて行った。本当に雨は止んでくれるのだろうか。
集落が見えてくると、その手前に石仏があった。庚申塔もあって、古い街道の面影である。集落に入ると、右から下ってくる道と合流する。この道は底沢峠に通じているのだ。

このすぐ先にバス停があった。ここには関東ふれあいの道の案内板がたっている。バス停に着いたのは622分である。12分ほどの待ち時間であった。バスでJR高尾駅に行く。バス代は540円でけっこう高いのだ。
JR高尾駅に着いたのは710分頃。駅舎がすごく重厚な感じだ。私は京王線で高尾山口まで行くので、京王線の駅はどこだと探したら、改札は京王線とJRが共通になっていて、京王線には陸橋を渡ってかなり歩かなければいけなかった。
15分ほどの待ち時間で高尾山口行きがやってきた。
高尾の次が高尾山口なので、すぐに着いた。
駅の外に出ると、下車した人はほとんどケーブル駅の方へ歩いて行く。
でも、私は関東ふれあいの道を歩くので、その出発点「梅の木平」のバス停まで歩かなければいけない。国道21号線を歩いて行く。
川の流れに沿って行くと、15分ほどでインターチェンジのような工事中の高架をがあったが、なかなか梅の木平に着かない。行く手に大きなラブホが見えてくると、その前のバス停が梅の木平であった。
ラブホを過ぎたところに左に入る道があった。この角には石仏が並んでいて、その横に関東ふれあいの道の石柱がたっていた。
小川に沿って歩いて行く。ちゃんと指導標がたっていて、集落に入っても迷う心配はない。集落を過ぎると、峯の薬師参道という大きな標識がたっていた。自然歩道はここで左折して山に入って行く。
少し行くと、すご格調高い料亭があって、琴の音が流れていた。
この先は林道歩きが続く。20分ほど歩いたら、右に「高尾グリーンセンター」があった。でも、この手前で車両通行止めになっているので、営業していないようである。
このすぐ先で、再び鎖で道は閉鎖されていて、そのすぐ先に東屋がたっていた。ここには関東ふれあいの道の案内板があった。
林道は山道になった。道は流水で削られて真ん中が亀裂のようになっていた。
東屋から20分ほど、緩やかに登って行くと、樹林の中の尾根に着いた。ここが三沢峠で、左は「峯の薬師へのみち」で、神奈川県の道に合流点なのだ。私がこれからたどるのは東京都の「湖のみち」である。



 三沢峠〜泰光寺山〜西山峠〜中沢山〜中沢峠
捲き道と直登コースがある


泰光寺山山頂


見晴台


中沢山山頂


尾根を右に行くのだが、すぐ先で左右に分かれている。直進する道は急な階段で、左は平坦である。自然歩道ではピークを越えるところで、必ずといっていいほど、捲き道が設けられているのだ。私は捲き道は使わないつもりだ。

急な階段を上って行く。ピークを越して緩やかに下ると捲き道が合流してくる。だいたいこんなことの繰り返しである。道ばたには「水源の森林」という神奈川県の白い杭がたっているにで、東京都との県境を歩いているらしい。
三沢峠から15分ほど歩いたら、すごく急な登りになった。捲き道歩けばよかったと思ってしまったが、登り着いたピークにはベンチが置かれていて、傍の木の幹に「泰光寺山」という山名標識が打ち付けてあった。ここには三等三角点も置かれていた。三角点があるということは立派な山である。私はできるだけ山頂は踏んで行きたいと思っているので、巻かなくてよかったと思った。
ここから緩やかに下ると、5分ほどで西山峠に着いた。
檜の植林を黙々と歩いて行くと、いつのまにか尾根の左をトラバースするようになっていた。西山峠から15分ほどのところに指導標があって、左に下ると「三井水源林」となっていた。このすぐ先は樹林が途切れて、ベンチが置かれた「見晴台」があった。でも、雲の中のため真っ白で何も見えない。
見晴台から10分ほどでベンチの置かれた分岐に着いた。ここで右折するのだが、山に向かって上って行く道もある。指導標には中沢山と書いてあるので、もちろん登ることにした。急な階段を上って行くと、石の観音像のたつ山頂に着いた。ここからは、さっきの分岐まで引き返すのかと思ったら、ちゃんと向こう側に下る道があった。山頂から急な道を下って行くと、鉄塔が見えてきた。ガイドブックではここからは展望がいいと書いてあるのだが、もともと雲の中なので何も見えない。
鉄塔から少し下ったところが中沢峠である。



 金比羅山〜大洞山〜大垂水峠〜小仏城山
金比羅山山頂


大洞山山頂


大垂水峠橋で国道20号線を越える


高尾山との分岐


小仏城山山頂


中沢峠から急な階段を上って行くと、ピークには三角点…と思ったら、境界標識であった。三角点にすごく似ていて紛らわしい。

急下降して捲き道に合流すると、その先は岩がゴツゴツする急な登りであった。ロープも下がっている。これが大洞山への登りだと思ってがんばってピークに着くと、金比羅山という標識がたっていた。山頂には新しいベンチが置かれていた。驚いたことにザックかけというのもあった。
金比羅山から急な階段を下って、さらに緩やかに登ると、10分ほどで大洞山山頂に着いた。ここにはベンチ・テーブルと関東ふれあいの道の案内板がたっていた。
大洞山から下って行くと、ベンチが置かれていて、そこで右折する。急な階段をどんどん下ると、右下に林道が見えてきた。この林道に下ることはなく、平行するように歩いて行くと車の音が聞こえてくる。すごく細いトラバース道を行くと、車が行き交う舗装道が見えてきた。これが国道20号線である。
すぐに陸橋が現れて、この橋で国道を渡る。橋の名前は大垂水峠橋であった。ここが大垂水峠なのだ。橋を渡ってから真っ直ぐに山に登って行くのは、高尾山頂へ向かう「学習の歩道」で、関東ふれあいの道は、国道に沿って階段を左に下るのだ。でも、すぐに指導標があって、右に曲がって山に登って行く。急な階段の道なのだが、草が覆い被さっていて、本当にこの道でいいのかと心配になってしまった。道の右に小沢が流れていて、これに沿って登って行ったが、すぐに沢から離れて左に上って行く。この先は尾根に向かってのジグザグの急登であった。
ようやく尾根に登り着いたが、この先はアップダウンを繰り返してなのだ。緩やかに下って行くと、広い道の分岐があった。右に行くと「林道を経て大垂水峠 2.4km」となっていた。さらに急な階段の登りが続く。この頃から、ランニングの登山者が多くなった。追い越されたり、すれ違ったりする。
分岐から12分ほど登ると、高尾山から来る道と合流した。この先は登山者が多くなった。
広い階段を上って行くと、すぐに茶店がたつ城山山頂に着いた。1120分であった。山頂には城山茶屋があって、テーブルやベンチがいっぱい置かれている。ここにたくさんの登山者が休憩していた。この先にはアンテナ塔がたっている。私もここで休憩することにした。


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