BACK 田貫湖から麓へ
2013年9月12日
麓の休憩所からは真っ直ぐな車道を行く。杉林に入るとそこにY字路があって、指導標がたっていたが、その方向が曖昧でどっちへいったらいいのかわからない。ここは右の道をとった(正解だった)。このすぐ先で少し広い道を横切り、鬱蒼とした杉林を行くと、10分ほどで広大な草原が広がった。このあたりが「朝霧高原」で、草原は牧場だと思うのだが牛などを見ることはなかった。ガイドを見るとこのあたりはパラグライダーエリアになっているらしい。
牧草地の縁を見ながら歩いて行って、朝霧高原休憩所に着いたのは12時20分。ここで再び休憩。ここには指導標がたっていて、自然歩道は左折するのだが、直進方向は「雨天時のみ通行可」となっている。雨天時通行禁止ならわかるのだが、不思議な標識だと思った。
休憩所で左折して北に向かう。草が生い茂る中を緩やかに下って行き、下りきったところは広い砂利の広場があった。これは水が流れた跡のようである。
樹林の中を歩いて行くと、何度も涸れた沢を渡る。雨の時は必ず増水して通行不能になるようである。休憩所で見たサブコースの「雨天時のみ通行可」の意味がわかってきた。
草地の道を行き、迂回路(雨天時のみ通行可の道)と合流すると、その先は砂利の斜面が広がっていた。これも、増水によって押し流されたものらしい。この砂利の斜面を過ぎると、今度は長い桟道になった。遙か下に大きな岩がゴロゴロする谷が見える。歩いて行くと谷底がどんどん近づいてきて、そのすぐ横を行くようになった。
ススキの茂る道を行くと、樹林の中の階段になった。この階段道を上って行くと、右下に吊り橋が見えた。これが「根原野吊り橋」である。けっこう長い吊り橋で、下は岩だらけの涸れ沢であった。
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