たかおさん 標高 599m



薬王院→高尾山山頂→一丁平→小仏城山→甲州街道(国道20号線)→弁天橋→嵐山登山口→JR相模湖駅

高尾山山頂はまるで観光地の賑わいなのだが、奥高尾の山道に入ると静かになる。小仏城山からは眼下に相模湖を見ながら、どんどん下るのだ。
高尾山山頂.

 高尾山山頂から城山へ
高尾山頂の二等三角点


奥高尾の登山道に入る


城山の電波塔


城山の山頂標識

BACK 高尾山薬王院

2002年1月26日

薬王院奥之院を過ぎると、再び静かな登山道になる。

ほとんど平らな道を行き、最後に少し登ると高尾山山頂である。標高599mの山頂に着いた…と喜びたいのだが、山頂の広場の周りにはたくさんのおみやげ屋さんが並んでいて、自販機もひしめいている。いったいこれは何なのだ…と叫びたくなった。
ともかく、高尾山はフランスの日本版ガイドブックで三つ星に選ばれるほどのすごい山なのだ。山というよりは観光地である。
山頂広場の真ん中には、石垣を丸く組んで三角点が安置されている。大きな説明板も立っていて、これは一等三角点なのか…と思ってしまうほどなのだが、二等三角点であった。
ここで休憩。

山頂から城山を目指して下る。
ずいぶん急な下りであった。こんなに下ってしまうのかと心配になったが、すぐに平坦になった。
「これより奥高尾山」の標識があった。この先はようやく静かな登山を味わうことができるのだ。

まず、もみじ台に着いた。展望が開けていて、近くの山々を眺めることができる。すっきりと晴れていたら富士山も展望できるのだが、このときは見えなかった。
一丁平に着く。一丁平には新しい休憩施設もあって、開けたところである。

道は霜柱が融けて泥道になっている。この一丁平も地面はそんな感じで、休憩せずにそのまま通過した。
ここまで来ると城山は近い。行く手に見えるアンテナ群の立つピークが城山(小仏城山)である。
丸太の階段を登り切ると、すごく広い園地になっていて、大きな茶屋もあった。たくさんの人が休憩している。ここが城山山頂である。
城山からの展望はすばらしくて、さっき登ってきた高尾山頂を眺めることができ、さらに相模湖を見ることも出来るのだ。

このころ、少し雪のようなものが降ってきた。天気が悪くなるのは夕方からなのだが…。



 城山から相模湖へ
千木良の登山口


弁天橋を渡る




JR相模湖駅

城山から相模湖に向かって下る。
ほとんどの人は城山から景信山、陣馬山に縦走するのだが、私は東海自然歩道を歩くためにこの縦走路からは別れなければいけない。
急な道をどんどん下って行く。
下の街の家々が次第に大きく見えるようになって、千木良の集落に着く。
東海自然歩道の入り口には案内板が立っていて、すぐそばに千木良公衆トイレがあった。
集落を抜けると大きな道路に出た。車がどんどん走って行く。これは甲州街道(国道20号線)である。
この道を渡り、さらに急な道を下る。遊歩道として整備された道をジグザグに下って行く。下に吊り橋が見えた。弁天橋である。
弁天橋を渡ったところはキャンプ場になっていて、バンガローも建っていた。
ここからは再び急な道を登り、登り着くと再び舗装道路にでる。
この道は「嵐山」の麓をぐるりと巡っている道路である。少し歩くと、嵐山の登山口があった。
ここは、姫次から東海自然歩道を歩いたとき、暗くなってたどり着いたところである。
あとは相模湖駅まで、家並みの中を歩くだけだ。



私は、東海自然歩道にもう一度チャレンジしてみようと思っている。
東海自然歩道を歩くことから登山を始めて、日本アルプスを登り、日本百名山、日本二百名山、日本三百名山を登ることができるようになった。
今再び、自分の原点である東海自然歩道に立ち戻るというのも素敵なことではないか。





NEXT 石老山から相模湖へ

BACK 東海自然歩道 東京の道






総合TOP My日本の山  My日本の道  日本の旅  自己紹介















inserted by FC2 system