BACK 姫次から焼山へ
2001年12月3日
西野々の集落から少し国道を行くと、道志川に下る道がある。道志川に架かる亀見橋を渡って、登り返すと左に東海自然歩道の案内があって、本当に細い道に入る。
まず目指すのは石砂山(いしざれやま)である。深い林の中を登って行って、石砂山と572mピークの間の鞍部に出る。そこから急な道を登ると石砂山の山頂であった。
ここでしばらく休憩。困ったことに水がなくなってきた。
朝、テントを撤収するときに水汲みに行くべきだったと悔やむ。
石砂山から下り1時間足らずで篠原の集落に着いた。ここで水を補給したかったが、水場がない。
東海自然歩道のトイレがあったが、そこの水は「飲料不可」と書いてあった。
しかたがないので、自販機で烏龍茶を買って持って行くことにした。
舗装の道を行くが、段々畑の上にぽつんと指導標が立っていた。ここから細い道に入るが、これが道かと思うような「あぜ道」で、ちょっと心配になってしまった。
40分ほど登って行くと、山頂らしきところに着く。これが石老山かと思ったらそうではなくて、地図に金毘羅神社と記載のあるピークであった。
さらに30分登ってようやく石老山の山頂に着いた。
この山は三方を林に囲まれていて、ピークらしからぬ山頂であった。
でも正面に丹沢山塊が聳えているのが見えて、あれを登ってきたんだという満足感に浸れる。よく見ると、霞んではいるが、蛭ヶ岳の横に富士山が見えた。
うれしくなった。
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