BACK 高根白山神社から宇嶺の滝へ
2013年6月10日
東屋でテントを撤収して、宇嶺の滝に向かって歩いて行く。ここでまた何枚も写真を撮ってしまった。
滝からは急な階段を上って、県道に戻ったのは7時過ぎであった。宇嶺(うとうげ)の滝の入口のすぐそばには東海自然歩道の案内板があった。静岡県の案内板マップは詳しくてすごく役にたつのだ。
5分ほど舗装道を行くと、道幅が広くなって、駐車場になっている。そのすぐ先に新しいトイレがあった。これは宇嶺の滝観光のための施設なのだが、かなり遠い…。
右に渓流を見ながら10分ほど行くと、「マルカシ」への道が分岐する。その道には丸太を4本並べた橋がかかっていて、その先はかなり険しそうであった。
45分ほど行くと右に向山林道が分岐していた。ここに立つ指導標には清笹峠まで4.3km100分となっていた。
杉林の中に林道は続き、15分ほど行ったところに休憩ベンチがあった。ここから少し行くとヘアピンカーブで、急な下りになる。傾斜が緩まると杉林から抜け出して茶畑が広がった。民家も見える。このあたりが舟ヶ久保だと思う。
再び杉林を30分ほど行くと、通行止めの看板があった。「この先6kmが路肩決壊のおそれがあるため通行止め」と書かれている。昨日私が見てきた箇所のことで、宇嶺の滝駐車場までは行けるとなっていた。
ここで左から来る県道63号線(藤枝天竜線)が合流する。角には小さな祠があった。
この交差点から少し行くと古い石橋があって、そこに「木製谷止工」の説明板がたっていた。砂防ダムの一種なのだが、コンクリートではなく木造なのだ。最近は自然保護のために、こうした砂防ダムが多くなっている。いいことである。
舗装された林道歩きが続く。30分ほど緩やかに登って行くと、距離標識28.5kmがあって、すぐ先に静岡市という道路標識が見えてきた。ここが清笹峠であった。舗装された道が下りになるだけで、峠の雰囲気はない。
この峠から次の目的地「久能尾」までは7.4km130分と書かれていた。
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