東海自然歩道 静岡の道.


大山山頂→水見色峠→谷沢→油山峠分岐→栗島バス停=バス=静岡

この先、雨の日が続くので、自然歩道歩きは一旦終了することにした。
大山山頂までは長い林道歩きだったのだが、下りは急な山道であった。水見色峠に着くと、その先は林道を下る。
大山山頂からの展望.

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2013611

テントの中で考えたのだが、これからはあまり天気がよくない。今日、大山から下山した後は竜爪山に登ることになるのだが、この山頂からは富士山を展望できるのだ。そしてその先も富士山展望地が続く。私は富士山が大好きなので、やっぱり晴れた日に登りたい。今は梅雨の真っ最中なのだが、今までは幸いにも極端な雨に遭うことはなかった。でも、明日からは雨が続く。
富士山の展望のためには出直すしかない。
…というわけで、今日は下の集落に着いたら、バスに乗ってしまうことにした。
そうと決まったら、さっさと行動することにする。

テントの撤収を終えたのは5時半、最後に山頂の展望所から、どこまでも連なる山並みを眺めた。
大山山頂から指導標に従って下山を開始する。登りでは林道歩きであったが、こちらは完全な山道であった。背丈の高い笹藪の中を急下降して、杉林に入る。
1時間ほど下降を続けると、左手の視界が開けて、下に林道が見えた。この林道を下に見ながら5分ほど行くとベンチがあった。ここが「水見色(みずみいろ)峠」であった。峠の左側は崩落したような崖になっている。昔はここから林道に下ったのではないかと思うのだが、自然歩道はさらに4分ほど山道を行かなければいけないのだ。
林道に降り立つと、ここでターンして林道を下って行く。このまま林道を行くのかと思ったが、
5分ほどのところに山道の入口があった。
杉林の痩せた尾根をどんどん下って、
15分ほどで再び林道に降り立つ。この林道はさっきの水見色峠に至るのだが、通行止めになっていた。
あとはこの林道を歩いて行くだけである。林道は山あいを下って行くのだが、急な山の斜面には茶畑が広がっていた。
最初は土の道だったが、すぐにアスファルトに変わった。
20分ほど舗装道を行くと民家が見えてきて、さらに3分ほどで広い道に出た。ここが谷沢(やざわ)である。ここにもバス停があるのだが、私は次の栗島バス停まで歩くことにした。
15分ほど歩くと、橋があって、そこに自然歩道の指導標があった。ここから自然歩道は油山峠を越えて安部川に至るのだ。でも、それは次回の楽しみにして、ここからバスに乗る。
バス停で時間を確認したら15分ほど待つだけでよかった。三河大野から8日間かけた自然歩道歩きはこれで終了。
バスで静岡に行って、そこで山の友人と会った。このY氏は会社の同僚だった人で、彼も東海自然歩道歩いているのだ。但し、私は大阪箕面から東京の高尾を目指しているのに対して、彼は東京から大阪を目指しているのだ。マクドで落ち合って情報交換をした。
この後はJRで新宿まで行き、新宿発の高速バスで仙台に戻った。


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大山山頂にあるベンチ


水見色峠


シダが尾根道を覆い隠していた


谷沢に着いた


JRで新宿まで行った





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