東海自然歩道 愛知の道


寧比曽岳→15分→富士見峠→45分→休憩所→30分→自然観察路分岐→20分→五六橋→15分→段戸湖

寧比曽岳山頂から15分ほどで富士見峠に着く。ここからは名前の通り富士山が見えるというのでけっこう楽しみにしていたのだが、遠くは霞んでいて展望できなかった。途中、県下最大という原生林の自然観察路があったのだが、時間がかかりそうなのでパスしてしまった。



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BACK 筈ヶ岳と寧比曽岳

2009年3月31日

寧比曽岳の山頂には大きな東屋があったのでここにテントを張ってしまいたかったが、まだ15時15分なのでもう少し行くことにする。
山頂からのの展望を十分楽しんから下山を開始した。
階段の緩やかな道を下ると、笹の茂る平坦な尾根になった。10分ほど歩いただけでベンチとトイレがある富士見峠に着いた。標高1120mのこの峠からは、名前の通り、富士山を眺めることができて、南アルプスや中央アルプスも望むことができるという。でも、このときは遠くが霞んでいたため富士山などの遠くの山々を眺めることできなかった。
ここに立つ指導標には段戸裏谷まで
7km1時間50分と書かれていた。地図によると、段戸裏谷の段戸湖に東屋があるのいで今日はここにテントを張ろうと思っている。今1530分なので、到着は17時半くらいになりそうだ。
富士見峠からは樹林が落葉樹なので、梢だけの明るい尾根の下りが続く。
峠から45分ほど下ると杉の植林帯に入って、たくさんのベンチ・テーブルがある休憩所に着いた。ここにたつ指導標には段戸裏谷までは4.4km1時間と書かれていた。
さらに杉林の道は続き、道の両側は背の高い笹藪になった。道には時々、木橋や桟が現れ、よく整備されている。

道端に段戸国有林の説明板があった。面積5340haの広大な国有林で、県下最大の原生林なのだという。モミ・ツガ・ブナ・ミズナラなど80種類にもおよぶ樹木が茂る貴重な自然林になのだそうだ。そう知ったら、突然廻りの林がすばらしいものに思えてきた。
この原生林を眺めながら歩いて行くと、自然観察路との分岐に着いた。原生林をめぐる自然観察路は是非歩いてみたいと思うのだが、すごい迂回をするので40分もかかる。本コースは20分で次の分岐まで行けるので、めんどうになって止めてしまった。
次の現れた説明板は裏谷高原のもので、段戸山塊の中心がこのあたりなのだという。標高は1000mほどあって、三河高原と呼ばれる準平原の残存物として知られているのだ。このすぐ先で地道の広い林道に出た。
ここから300mほど行くと沢にかかる橋があった。これが指導標に頻繁に書かれていた五六橋なのだが、なんの特徴もないコンクリート橋であった。
沢の流れを左に見ながら歩いて行くと、車止めのゲートがあった。ここを過ぎるとすぐに樹林から抜け出して、目の前に池が広がった。そこには大きな東屋がたっている。ここが今日の宿泊予定の段戸湖であった。
東屋の中にテントを張って、中に落ち着いたのは1720分である。でも、この東屋に隣接するトイレは使用禁止になっていて、東屋も本当は立入禁止のようだった。


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山頂から下って行く


たくさんのテーブルがある休憩所


自然観察路との分岐点


橋を渡って林道に出る


自然観察路の合流点


段戸湖の東屋、ここにテントを張った





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