坂東三十三ヶ所巡礼.






 那古寺参拝
本堂(観音堂)


龍王堂から振り返る

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2011年6月9日

那古寺の駐車場に着いたのは
940分頃であった。
青いゲートをくぐって急な石段を上ると、赤い仁王門の前に着いた。
本堂(観音堂)に続く参道の左には鐘楼があって、右には阿弥陀堂、多宝塔が並んでいる。多宝塔の壁板にに彫られた唐獅子が見事であった。
本堂に向かって石段を上る。本堂の入母屋には鬼の像が飾られていた。風神雷神を飾っているのだという。
朱の本堂には円通閣と書かれた額が掲げられていて、天井には格子ごとに花が描かれていてすごくきれいである。
観音堂の後ろは岩壁なのだが、そこには龍王堂が置かれていた。
参拝を終えて振り返ると、本堂前は舞台のようになっていて、ここからは那古の街を一望できるのだった。


●宗派/真言宗智山派 ●本尊/千手観音菩薩 ●開基/行基


 式部夢山道を散策
潮音展望台


展望台から山頂へ向かう


本坊に戻った


さて、これで坂東三十三所最後の札所の参拝を終えたのだが、案内板をみると、この裏山が「式部夢山道」という散策路になっているのだった。せっかくなので歩いてみることにした。

本堂と多宝塔の間に急な石段がある。これを上って行くのだ。鬱蒼とした樹林の中を上ると東屋がたつ展望所に着いた。ここが潮音台であった。ここに上って来る途中に「紫式部供養塚」があったはずなのだが見逃してしまった。帰りに必ず寄ろうと思う。でも、この展望台には和泉式部の供養塚があるのだった。
引き返して山稜を歩いて行く。鬱蒼とした樹林の道であるが、ちゃんと指導標が立っていた。上ってきた石段の合流点からさらに直進して山道をたどる。
ベンチが置かれて、指導標に「は」とかかれた場所に着いた。ここが那古山山頂のようである。
引き返して、紫式部の供養塚にむかった。上ってくるときは見逃してしまったが、石段から少し奥に入ると紫式部の石塔があった。

これで満足して引き返した。ソテツが茂る本坊に戻ったのは10時半であった。
本坊のすぐ前が駐車場である。あとは仙台に向かって車を走らせるだけだ。…すごく遠いけど。


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