坂東三十三ヶ所巡礼.







 高蔵寺を参拝
本堂(観音堂)


本堂内に貼られた千社札


手水舎


納経所

BACK 第29番札所 千葉寺

2011年6月7日

千葉から南に、木更津に向かって走ってゆく。
1時間ほどで第30番札所の高蔵寺に着いた。県道から少し細い道を行かなければいけないのだった。
時間は
1615分になっている。急いで納経をすませなけばいけない。
石段を上がって仁王門をくぐる。江戸時代に再建されたもので、楼門なのだが造りはすごく質素である。中に納まる仁王像も稚拙なつくりであった。
仁王門をくぐって境内に入ると、正面には本堂が高々とそびえていた。大永6年(1526)に再建されたものだというのだが、最近つくったもののように感じてしまった。
参道の左には手水舎があった。背中合わせになった龍の頭があって、その両方から水を吐き出している。札所で一番大きな手水舎なのだという。龍は「双頭(阿吽)の流水」と呼ばれ、男は阿、女は吽で浄水するのだそうだ。
本堂には高い石段を上る。観音堂と書かれた額が掲げられていて、千社札が隙間なく貼られていた。なにかしら汚らしく感じた。
参拝を終えた後で境内を散策する。まず、手水舎の向かいにある納経所に行って御朱印をもらった。納経受付は17時までなのだ。
高くたっている「水子・子育て地蔵尊」に手を合わせ、ひどく色っぽく見える「望叶観音」にも手を合わせた。
境内には覆い屋根の下に大きな切り株が展示されていた。「長寿夫婦杉」の切り株で、昭和57年の巨大台風で倒れてしまったらしい。樹齢490年ほどであったらしい。
最後に本堂の右にある熊野神社にお参りして札所参拝を終えた。


NEXT 第31番札所 笠森寺

BACK 坂東三十三所巡礼


●宗派/真言宗豊山派 ●本尊/聖観音菩薩 ●開基/徳義上人




総合TOP My日本の山  My日本の道  日本の旅  自己紹介
























inserted by FC2 system