坂東三十三ヶ所巡礼






 青年の家から石仏の道へ
寺社めぐりコースのスタート地点


青年の家


山の辺の道といわれるらしい


石仏を見ながら行く

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2001年2月3日

関東ふれあいの道「茨城県14 寺社めぐりと田園風景のみち」は距離が短くて、9kmほど。すぐにゴール着いてしまうのだが、さらにショートカットコースをとってしまった。
永井のバス停から少し行き、途中から山道に入る。

延々と登っていく。疲れたと思う頃に山上の台地に出ると突然、整備されたグランドがあった。これが「県中央青年の家」の施設であった。
ここで少し休憩。
この先の道がわからなくて、通りかかったここの職員に訊いてみたら、親切に教えてくれた。
この付近は、さすがに青年の家の施設があるくらいで、オリエンテーリングのパーマネントコースが設置されていた。そのコースとふれあいの道は重なっているようである。一度歩いてみたいものである。
山上台地から下っていく。ジグザグの道だ。
下りきったところから、アスファルトの広い道を行く。
このあたりは奈良の「山之辺の道」に似ているのだそうだ。
歩いていくと、道端に石仏が並んで立っていた。この風景は本当に山の辺の道みたいである。
今回のコースでは、歩いていて石仏を見ることがずいぶん多かった。私は野の石仏も大好きなので、かなりうれしい。道端に墓地があったりする。普通、墓地には墓石しかないものなのだが、このあたりの墓地には歴史を感じさせる石仏、石板、五輪の塔などがいくつも立っている。これがすごくいい。
行く手には甲山という丘があって、その縁を回り込むように歩いて行った。




 坂東26番札所清瀧寺


本堂は工事中


屋根の宝珠が地面に…


ぐるりと回って、90度方向変換させられ、北の山に向かって歩いていく。
まっすぐ坂道を上って行くと、その突き当りが清竜寺だ。
少しゆがんだような石段が上にに続いている。石段の上り口には関東ふれあいの道の石標があって、ちょっとうれしくなった。石段の右には小さなお堂があった。安産不動尊だという。

石段を上りきると、りっぱな仁王門がある。天保年間(1688〜1701)に建てられたものである。
仁王門からふたたび石段を上って、ようやく本堂のたつ広場に着いた。本堂(観音堂)は昭和52年に再建されたもので、鉄筋コンクリート製。でも、この寺は推古15年(607)の創建と伝えられるすごい古刹なのだ。(私が2015年に再訪したときは工事の真っ最中であった。観音堂の屋根のテッペンに飾られている宝珠が地面にころがっていた。地震で壊れたのか?)




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(2015年11月) ●宗派/真言宗豊山派 ●本尊/聖観音菩薩 ●開基/行基





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