坂東三十三ヶ所巡礼.



(正福寺)


 鷹匠駐車場から観世音寺へ
鷹匠町駐車場


札所の入口があった

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201165

昨日は大谷から宇都宮市街を横切って芳賀町に入り、ここの「道の駅はが」に泊まった。
今日は道の駅から県道の宇都宮笠間線を走って、笠間の町に入った。
駅前に適当な駐車場はないだろうかと思っていたら、笠間駅前の商店街の通りに無料の「鷹匠町駐車場」があった。ここに車を置いて、札所に向かって歩き始めた。
裏道の路地を歩き、笠間稲荷の裏を通って、「大石邸跡」に着いたのは9時半頃。大石というのはあの忠臣蔵の大石内蔵助の祖父の屋敷跡なのだ。浅野家は正保2年(1645)に赤穂に国替えになったのだが、その前はこの笠間藩の藩主だったのだ。
このすぐ隣に笠間日動美術館があって、坂道を少し上ると観世音寺の入口があった。




 観世音寺参拝
丸太の階段を上って行く


観世音寺本堂



丸太でつくった階段を上ると境内に着く。山門はなくて、広い境内の奥に本堂がポツンとたっていた。

少し困ったことがある。このお寺の名前である。私が訪れたときは、入口の看板や石標に観世音寺とかかれていたのだが、今、ネットなどで調べると正福寺としか出てこないのだ。江戸時代には正福寺であったが、明治の廃仏毀釈で焼失、仏像等も散逸してしまったという経緯がある。この地に仮本堂が再建されたのは昭和5年で、観世音寺と称されたのだが、平成24年(私が訪れた1年後)にかっての正福寺に改称されたらしい。元々は正福寺だったのだから、それでいいのだが、私は観世音寺という名前のほうが好きなのだが…。
本堂の横には手水場…と思ったら、その奥には石組があって、中に龍頭観音が祀られていた。
後ろには小高い丘があるので上ってみたら鐘楼があった。でも、鐘は下がっていなかった。

観るべきものがすくなくて、すぐに引き返した。


●宗派/真言宗 ●本尊/十一面千手観音菩薩 ●開基/粒浦氏


 笠間稲荷を参拝
笠間稲荷社殿


狐の像がたくさんあった


次は22番札所の佐竹寺に参拝するのだが、時間はまだ10時にもなっていない。
この笠間の町には日本三大稲荷の一つ、笠間稲荷があるので参拝してゆくことにした。

大きな通りに出て少し行くと、笠間稲荷の参道入口があった。石畳の参道の向こうに立派な楼門が見える。この左には絵馬堂があって、歴史を感じさせる絵馬がたくさんあった。
ここで気づいたのだが、このあたりは「関東ふれあいの道」のコースになっているのだ。私はこの自然歩道の全コースを歩きたいと思っているので、再びこの地を訪れることになるだろうと思う。

駐車場に戻ったのは1025分であった。


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