坂東三十三ヶ所巡礼.







 本平塚駅から長谷寺へ
小田急線で本平塚へ


小鮎川にかかる庫裏橋

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2011年5月19日

小田急線で本平塚まで行き、ここから歩き始める。駅から
6番札所の長谷寺まではすごく遠い。国道や県道を行けばわかりやすいのだが、あえて裏道を行くことにした。50分ほど歩いてようやく小鮎川のほとりに出た。赤い橋がかかっていて、そこには「飯山白山森林公園へようこそ」といゲートがあった。
1615分になっている。急がないと納経ができなくなってしまう。一般的に納経は17時までなのだ。
朱塗りの「庫裏橋」を渡ったところには、自然公園のイラストマップがあった。この一帯は桜で有名らしい。
少し行くと道は二つに分かれる。右が歩行者の参道で、左は車用である。もちろん、歩行者参道を行く。すぐに車道の右に山門があった。この山門をくぐって、石段を上って行く。けっこう長い階段で傾斜もきつい。これを登り切ると駐車場があって、その先に再び石段があった。
これはきつい…と思ったら、すぐに仁王門があった。




 長谷寺参拝
長谷寺本堂(観音堂)



まず仁王門をくぐる。門には千社札がいっぱい貼られていた。仁王像はかなり稚拙なつくりなのだが、なにかしら愛嬌がある。
石段を上ると境内に着く。参道がまっすぐ本堂に続いていて、両側には立派な石灯籠が並んでいた。
境内で目につくのがりっぱな古木である。「飯山観音のイヌマキ」と呼ばれ、樹高
17m、樹齢400mで、厚木市の天然記念物に指定されているのだ。
もう一つ目につくのが鐘堂で、ここにかけられた梵鐘は室町時代、嘉吉2年(1442)の年紀が刻まれていて、神奈川県指定の重要文化財である。
本堂(観音堂)は江戸時代に建立されたらしいのだが、実に重厚な造りである。私が本堂の前に立ったときは扉が開いていたが、納経所で御朱印をもらって帰ってきたらもう閉まっていた。境内にはもう誰もいなかった。
境内からは白山に登ることができるらしい。指導標には、山頂まで「男坂0.6km、女坂0.9km」とかかれていた。この登山道には石仏が並んでいる。これは坂東三十三カ所の観音像なのだ。だいぶ日が傾いてきているので、山頂まで登ることはあきらめた。でも、境内の一角からは平塚市街を見下ろすきとができた。


●宗派/高野山真言宗 ●本尊/十一面観音菩薩 ●開基/行基


 長谷寺から厚木へ
庫裏橋に戻った


竜神神社


もう17時を過ぎたので、急いで引き返すことにする。赤い庫裏橋まで戻ったところで、川に面して竜神神社があることに気づいた。ついでなので、お参りした。
神社から出てくると、川の護岸壁に絵の描かれたパネルが並んでいるのに気がついた。「飯山の七不思議」の絵であった。

本厚木駅まではもちろん歩いた。駅の近くでマクドを見つけて、ここで今日の日記を打ち込む。あわせてインターネットで厚木駅の近くのネットカフェを探して、ここに泊まった。


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